かつて「暗黒時代」と呼ばれた中世ヨーロッパ、またメルヘンの光の中で人びとの憧憬の彼方に美しく浮かび上がった 中世ヨーロッパ・・・・明暗さまざまの色調で見られてきた中世ヨーロッパですが、 いずれにせよ、「ヨーロッパ世界」というものの 基盤を置いた時代 が中世であったとする考え方は、今や大方の支持を得ていると 言えましょう。中世の遺物がいたるところに 残るドイツを旅する時、 今日の生活もなお中世からの延長線上で営まれているという感を、私たちは強く抱きます。 きょうは中世ドイツの文芸作品をいっしょに邦訳で読みながら、 また中世美術をスライド写真で鑑賞しながら、中世ドイツの文化について思いをめぐらせましょう。
講師: 平尾浩三先生(東京大学名誉教授・千葉県日独協会会長) 日時: 2007年3月28日(水) 13:30〜15:30 会場:(財)日独協会 セミナールーム 参加費: 会員1,500円 一般2,000円 (コーヒとお菓子付きです) 定員: 20名程度 (先着順にて受付いたします。) 地図はこちらを参照して下さい